2010年12月12日

すばらしきハンターライフ3rd 3

クエストから帰ると温泉に入って疲れを癒し、農場で収穫をしてから再び村長の元へ向かい新たなクエストを受注する、そんな日々が続く。
ランクの低いクエストをこなすうちに大体の勝手が掴め、以前苦戦したアオアシラでも苦戦しないようになってきた。

そんな状態で、油断が生じたのだろう。

そのクエストはドスファンゴを狩るというものだった。
比較的楽にドスファンゴを倒し、帰る前に近くのポイントから薬草でも採取して帰ろうかと思い、歩みを進める。

と、突然空気が変わった。
以前感じたことのある重々しく禍々しい空気。
なにか、とてつもなく恐ろしいものがそばにいる雰囲気。

その雰囲気に圧倒されかけながらも彼女は歩みを進めた。

そして、「それ」と対峙する。

それは、大きな体躯に電撃を纏う巨大なモンスターだった。
彼女にとってのハンター生活の始まり、ユクモ村に赴任する途中で出会ったあのモンスターだと気づくのにそう時間はかからなかった。
そのモンスターが、再び自分の前に現れるとは。

どうする、と彼女は自問した。
あの頃とは違う。
多少は成長している。
だから、と思ったのかもしれない。

とりあえず、少し攻撃してみて無理なら村に帰ろうと判断する。
そして失踪。
10数メートルの距離を一瞬で詰め、双剣を抜く。
比較的柔らかそうな腹を狙い、剣を振るう。

だが、モンスターもただやられるわけではなかった。
鋭い前足の爪を彼女に振り下ろす。
それをいなし、彼女は追撃した。

しかし、そこまでだった。
死角からの尻尾の攻撃をまともに喰らい、吹っ飛ばされる。

幸い急所は外れていたものの、その一撃で彼女の目が覚めた。

今の自分では到底太刀打ちできるモンスターではない。
そう判断し、彼女はその場を離脱することにした。
今は無理だ。だが、いつかは対等に戦える日が来るだろう。
その日まで装備と実力を蓄え、この日の雪辱を晴らすことにしよう。

彼女は走った。モンスターの目が届かないところまで。

そのモンスターの名前が「ジンオウガ」であるということを知ったのは帰還後、彼女の顔色の悪さに気づいた長老がそう教えてくれたときだった。

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posted by 日向 夏樹 at 21:24| Comment(0) | 家庭機ゲームログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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