赴任前の訓練所で一通りの武器の扱いは行ったが、もう一度自分がメインで使う武器を決めておきたかったからだ。
訓練所で色々試した結果、暫くの間は双剣でチャレンジしようと心に決める。
他にもいくつか興味深い武器があったがそれはまたその武器が生産できるようになってからにしようと思う。
そして2匹のオトモアイルーを雇い、村長が用意したクエストに挑む。
とりあえずは渓流での採取がメインで、地形を確認しながら採取を進める。
だが、とあるクエストを受注したとき、彼女はえもいえぬ不安に駆られた。
夜の渓流でのロイヤルハニー採取。
用心のために、彼女はシビレ罠と捕獲用麻酔玉を調合し、ポーチに入れた。
夜の渓流は静かだった。
慎重に歩みを進め、ハチミツがある気に近づく。
と、彼女の歩みが止まる。
目の前のハチミツの木の下に大きな影を認めたのだ。
その体躯は熊のように大きく、がっしりしている。
アオアシラと呼ばれるモンスターだということに気づくまでにそう時間はかからなかった。
どうするか?
彼女は自問した。
アオアシラが立ち去るのを待つか、それとも捕獲するか。
彼女はまだ大型モンスターと戦った経験はなかった。
強いて言うなら訓練所でドスジャギィと戦ったくらいだ。
目の前のアオアシラはドスジャギィと比べてはるかに強そうなモンスター。
下手をすれば怪我は必至だろう。
それでも、彼女はポーチからペイントボールを取りだし、アオアシラに投げつけていた。
それに気づいたアオアシラがゆっくりと振り返る。
彼女も両手に先ほど生産したばかりの双剣―――狩団子―――を抜き、アオアシラに突撃する。
暫く続く死闘。
オトモアイルーのサポートもあり、彼女は大きな傷を負うことなくアオアシラを追い込むことに成功した。
やがて足を引きずり、逃げ出すアオアシラ。
それを追いかけ、彼女はシビレ罠を設置した。
罠にかかり、身動きがとれなくなるアオアシラに彼女は捕獲用麻酔玉を投げつけた。
麻酔が効き、アオアシラがゆっくりと倒れる。
それを見届け、彼女は改めて本来の目的、ロイヤルハニーの採取に取り掛かることにした。
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というわけで村クエ☆1はクリアです。
うん、なんとなく予想してたんだ。クエストの名前で。
というかアレだよ、よりによって装備が狩団子www
見た目と性能に惚れましたwww
肝心のアオアシラですが、確かに回復薬グレートも少し使いましたけど落ちることはなかったです。
武器演習のドスジャギィで落ちたのが不思議なくらい。
というか、まあP2Gで培った実力は一応あったってことかなぁ・・・
ああ、早く防具を生産したい・・・