防具も全身レックスシリーズで固め、観察眼+8の護石と観察珠で捕獲の見極めスキルを発動させ、彼女は苦戦しながらも何とか立ち回る事ができた。
防具をレックスシリーズで統一させるためにティガレックスと戦っていた時、彼女はひとりのハンターを思い出していた。
彼こそ彼女がハンターになるきっかけを与えた人物。
彼がとある村付きのハンターに赴任する時に出会い、危うく命を落とすところだったというトラウマを植えつけたのがティガレックスだったという。
後日、彼はティガレックスを狩猟し村に平和をもたらしたそうだがそれでもあの飛竜は危険な存在なのだと彼は彼女に伝えていた。
そのティガレックスを狩猟する事ができるようになったということは彼に近づく事ができるようになったのだろうか。
そんなことを考えながら彼女はティガレックスを捕獲し、入手した素材で防具を調えた。
調えた防具でまず挑んだのはアグナコトル。
溶岩を纏ったその龍は溶岩が固まるにつれこちらの攻撃をものとものしなくなるという特性を持っている。
ただ、しょっちゅう溶岩の中に潜るためそれはあまり気にせず戦う事ができた。
そしてアグナコトルを倒した時、彼女は村長から緊急クエストが発動したと告げられた。
それはロックラック地方の砂漠に砂嵐と共に現れる峯山龍、ジエン・モーランを討伐するというものだった。
ジエン・モーランは与える被害も甚大なものだったが豊穣の象徴としても崇められている。
砂漠を走る高速船に乗り込み、彼女はジエン・モーランと対峙した。
ジエン・モーランは想像をはるかに超える大きさだった。
ハンターになる前、きっかけとなった古龍ラオシャンロンも大きかったがそれを上回る大きさで砂漠の砂の海を泳ぎ回る。
バリスタの弾をポーチに詰められるだけ詰め、彼女はジエン・モーランに向けて撃ち込んだ。
少しずつだがダメージを受けていくジエン・モーラン。
その巨体が高速船に最も接近した時、彼女はジエン・モーランの背に飛び乗った。
背びれのもろい部分を双剣の乱舞で破壊して行く。
やがて船は決戦場にたどり着き、彼女はジエン・モーランと正面から対峙した。
バリスタの弾が尽きるまで撃ち続け、なくなったら大砲の弾を拾って撃ち込む。
そうするうちにジエン・モーランの巨大な牙は折れ、勝機が見えてきた。
そして、撃ち込んだ大砲の弾に倒れるジエン・モーラン。
正直勝てるとは思っていなかった。
巨大な古龍に挑むことの恐ろしさを思い知らされた。
だが、彼女は乗り越えた。
これで村長のクエストは☆6のものがいくつか残るだけとなった。
大型連続狩猟は何とかなるだろう。
問題は同時に複数の大型モンスターと戦わなければいけないというもの。
どうなるか、不安も大きいが、ひとつずつこなしていこうと思う。
帰りの船に乗り込み、彼女はそう思った。
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ジエン・モーランを撃龍槍で倒したかったorz
というかジエンは15分針で倒せました(制限時間30分)
結構余裕じゃね?背びれは1個しか破壊してないけど(もたついた)
しかしあれだ、船から転落した時の移動方法が笑える。
命綱がびよーんと伸びて匍匐で戻っていくんだもんwww
さて、残りは同時狩猟と大型連続。
ドリンククエストのナルガ3匹同時をクリアしたので何とかなりそうな気もする。
でもギギネブラとは戦いたくない・・・
そして今回初めて登場した「彼」の存在。
あれです、P2Gの彼です。B/Bです。
設定としてはB/Bはシュレイド地方に現れたラオシャンロンと戦っている最中に逃げ遅れた少女を庇って負傷し、少女はB/Bの双剣の片方を握って果敢にラオシャンロンに挑むというものがあります。
その時の少女がP3の彼女。
負傷のため入院したB/Bの元に通い、ハンターになることを決意した彼女があーでこーでという話を現在考案中。
すばらしきハンターライフ3rd 0として歓喜の歌にあげたいなぁ・・・